『村上朝日堂』読了。 |
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| 最近、なぜか村上春樹をよく読む。 なぜと聞かれても困るのだけど、なんとなくやわらかい文体が好きなのだ。硬からず、柔らかすぎず。たとえて言うならこんにゃくのような感じか。つかみ所がないけれども、それがまたいい味を出している。あのちょっと弾力があって一筋縄ではいかないけれど、歯ごたえは抜群にいい感じ。こんな感じ、理解してもらえるだろうか? そんな村上春樹作品の中において、短編エッセイばかりを集めたのが、これ。『村上朝日堂』。 もう、肩の力を抜きまくって、豆腐のようなやわらかさである。別に文学的でもないし、堅苦しい話なんて一切ない。すら~っと読めてしまう。時には湯豆腐のように、時には冷奴のように。またある時には揚げ豆腐なんかになっちゃったりして。自由自在である。話題も、まるで豆腐の料理法のように豊富である。毎日いろんなこと考えて生きているんだろうなぁ、って。 かなり古い作品で(古本屋で買ってきた)、別に特別おすすめというわけでもないけど、毎日忙しい日常を送っている人にはおすすめです。電車の中でも何話か読めてしまいます。(だいたい1エッセイが2ページ) やる気のない挿絵をみるだけでも一見の価値ありです。
Amazonを見ていたら、1円からあるらしい。それってかなり凄いよね。
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4月22日(金)03:04 | トラックバック(0) | コメント(4) | 本 | 管理
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TBありがとうございます。
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| 村上春樹の小説をよんでいると、ご本人はどういう人なのか気になっていたので、エッセイもよんでみたいとおもいます。今は「神の子はみなおどる」を読んでいます。短編小説で、こんにゃくのようにいい味ですよ。
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by amerima | HP | 4月23日(土)18:13
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コメントありがとうございます!
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| エッセイも面白かったですよ~。すごい軽い感じで書いてあるので、さくさく読めてしまいます。この人にかかったらなんでもネタになるんだろうなぁ、なんて思いながら読んでました。人生観なんかも垣間見えます。「神の子どもたちはみな踊る」も読みましたよ~。バラバラな話たちの中にも一本筋がとおっているようで、よかったです。また感想をかかれるのを楽しみにしてますね~。
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by もちくん | Mail | HP | 4月24日(日)02:38
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安西水丸氏のイラスト
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| トラックバック、ありがとうございました。
この朝日堂シリーズ、かなり大好きです。 こういうエッセイで、村上春樹さんの人柄を知り、益々好きになったのです。
そして、水丸氏のイラスト。 これがなければ、村上作品は読まなかったかもしれない。。 命の恩人のようなお方です。
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by 金の猿 | HP | 4月24日(日)23:42
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脱力系。
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| コメントありがとうございます! 安西水丸さんの絵はかなり脱力系ですよね(笑)でもそれが下手っていうんじゃなくって、気持ちのいい脱力の仕方で。 「あんまり肩肘はらずにいこうや~」って言われているようで、なんだか今日はゆっくり過ごしてみようかなぁなんて思ってしまいます。忙しい毎日の中で読むと結構癒されます。 これからもよろしくお願いしますm(__)m
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by もちくん | Mail | HP | 4月24日(日)23:48
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