胡乱な日常の真相
 
偶然と必然の日常をレビュー。
 


2005年5月を表示

本棚と掃除。

あまりにも部屋が雑然としすぎている、ということで、急遽大掃除をすることになった。
キッチンと本類に照準を絞る。ロックオン。

とりあえず、本棚を買うことからはじめる。
今までは本をブックエンドではさんで、その上にまた本を乗せて2段にしていた。
それも凄く不安定で、埃も溜まるし、いいことなんてない。
でも本棚を買うというのは一大決心が要る。
部屋の雰囲気もガラっと変わるし、なによりもまず買ってこなくてはいけない。これが難問だ。
車でもあれば買って乗せて持って帰ればすぐだけど、車がないとこれが大変。
でもまぁ、そう思ってても仕方がないので、決心を固めてコーナンへ。
いい感じの本棚はすぐに見つかった。
即購入。
組み立て式のものなので一応持って帰れる。
そこから、15分ぐらいかけて肩に担いで持ってかえる。
明日は筋肉痛決定。

んで、家に帰ってから組み立て。これが意外に難しい。説明書は箱の外側に簡単に書かれているだけ。こんだけいかい。
仕方ないのでそれを見ながら悪戦苦闘して組み立てる。
おお、完成。
完成したての本棚に今までぞんざいな扱いを受けていた本たちを放り込んでいく。
見る間に埋まって、綺麗に整理されていく。
本日の目標、これにて達成。
ていうか、一人暮らし4年目に入ってから本棚を買うとは。。。
もっと早くこの便利さに気づいていればよかった。

キッチンのほうも、全面的に改良。
まずは食器棚を改装し、今までほったらかしだった酒の空き瓶なども一掃する。
掃除しだすと、もうそこら中が真っ黒で。
コンロ周りなど、油がはねまくって壁に染み付いていた。
それらを洗剤で綺麗に落とす。
思った以上に汚れが落ちると結構気持ちいいもんだ。
ほんと今までちゃんと掃除していなかったのがまるわかり。
掃除が完了した後、最後にキッチンの床にマットを引く。
まるで自分の部屋ではないみたいな印象。
素晴らしい。。。

そんな感じで掃除に始まり掃除に終わった一日でした。
やりだすと面白いんだけどなぁ。やりだすまでが、ね。
これを持続していくってのが今後の課題です。



5月30日(月)00:21 | トラックバック(0) | コメント(3) | 日常 | 管理

『ダンス・ダンス・ダンス』読了。

今日、村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』を読み終えた。

読み終えた後、なんとも不思議な気分だった。
釈然としないような、でも満足感もあって。
暗くもあり、明るくもあり、なんだかいろんな感情がぐしゃぐしゃに潰されて一つの鍋に放り込まれているような感覚。
人間の暗い部分を、まるで埋まっている土器を丁寧に少しずつ掘り起こしていくような、そんな作業を思わせる文章。
少しずつ。でも確実に。
その暗闇は表に出てきて、最後には白日の下にさらされる。
そして、暖かい日の光を浴びて、ゆっくりと溶け出すのだ。

でも、全体的には、停滞感と惰性の漂う本だったように思う。
テーマがそういう感じだからしかたのないことかもしれないけど。
『僕』の心情を丁寧に一歩一歩トレースしているという意味ではすごくよくできていると思う。
緻密に、思ったことを一言一句逃さずに。
『僕』が僕自身であるような気がするぐらい、丁寧に。
それを思うと、村上春樹は凄いなぁ、と思う。
あれだけ淡々とした文章で、しっかりと読ませるって言うのはまずできない。

上下巻とわかれるぐらいに長いので、なかなか読むのに時間がかかったけど、『羊をめぐる冒険』を読んだ人は読んでみてはどうでしょうか。
僕のその後と、いるかホテルのその後がどうなったのかを知ることができます。



5月25日(水)02:21 | トラックバック(0) | コメント(1) || 管理

賞味期限。

3日ほど更新サボってしまった。
まぁ、たまにはそんな時もあっていいでしょう。
あんまり縛りがあるとだんだん重荷になってくるもんです。
書きたい時に書く。それが一番!
(と、まず言い訳(笑))

今日の一番の大仕事は、なんといっても冷蔵庫の中の棚卸でしょう。
賞味期限切れのものがでてくるでてくる。
ひどいのになると、2003年に賞味期限切れてるものもあるし。えっ、そんなことになってたん?と我ながら驚いていました。
生もの類は最近買っていなかったので(外食ばっかりだし)大丈夫だったんだけど、保存のきくものとか、調味料とかがえらいことになってた。
『ゴーヤチャンプルーの素』とか『焼きそばソース』とか『餃子のたれ』とか。
でも今になってよく考えると、ゴーヤチャンプルーを作る機会なんてほとんどないし、焼きそばですらあまりつくらない。餃子も大抵はたれがついてくる。となると、あまり使う機会もないのだ。なんで買ったんだろ?
まぁ、この1年ぐらい、忙しくてまともに自炊してなかったから、というのもあるけど、それにしても2年前に賞味期限が切れているのは酷い。
ちょっとは管理せななぁ。そのうち食あたりとかしそうで。といいつつ、また懲りもせずいらん調味料を買ってしまいそうです。



5月23日(月)00:09 | トラックバック(0) | コメント(4) | 生活 | 管理

マンション。

4月ごろ、ちかくのスーパーが潰れた。
閉店した後、文字通り、がしゃがしゃと重機がそのスーパーをつぶしていった。
物が潰れていく姿を見るのはなんとも物悲しいものである。
いつのまにやら、それは更地になって。
全く、完全に、潔く、なにもなくなっていた。

で、ある日、その後にでかい看板が立っていた。
「マンション分譲受付中」みたいなの。
正確になんてかいてあったかは忘れたけれど、どうやら、マンションが建つらしい。
全く面白くない。
もっとなにか新しくて心が躍るようなものができてほしい。
とはいったものの、そう期待通りうまくいくこともなく。
まぁ、資本主義社会ですから。金を持ってるものがさらに金を稼ぐためにマンションを建てるってのは自然な成り行きなんでしょう。
それにしても、もっと斬新なものってのはできないもんかなぁ。



5月19日(木)02:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

因数分解。

夜中にテレビを見ていたら、NHK教育で因数分解をやっていた。
因数分解。
今となっては全く使わないもの。
でも高校生が勉強するもの。

僕はこういってはなんだけど、結構因数分解が好きだった。
パズル的で、ちゃんと解があって、答えが明快。
出題者と自分の知恵比べ。
決して得意ではなかったけども、答えに納得できる。
自分が解けなくても、答えを見れば一つ賢くなった気になる。
『レベルが1あがりました。因数分解の新しい方法を覚えた。』
そんなRPG的上達。

で、ちょっと見ていたけど、結構難しかった。
いつのまにかレベルが落ちているようだ。
使わないスキルはすぐに手から離れていってしまう。
ちょっと悔しかったが、だからといってどうということはない。どうせ使わないのだ。

世の中は因数分解よりも複雑だし、解は一つではない。
いろんな人の思惑が絡んで、それがこんがらがった糸のようにどうしようもなくなっている。
僕たちはその事を知っている。
だから、因数分解はちょっと高度なパズルに思えるし、それが人生を決めることではないと思う。

ちょっと中学・高校時代のことを思い出してしまいました。



5月18日(水)01:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

箸の礼儀。

お箸のタブー
HiroIroさんのところで紹介されていたので、ここでも紹介してみた。

迷い箸、寄せ箸、渡し箸はよくやってしまいますね。っていうか、置く場所がない時は渡し箸してしまいます。
うちの親は結構厳しかったので、いろいろ怒られたもんです。
でも、今思うと、それでよかったのかもなぁ、と思います。
しつけってのは難しいもので、嫌われたくないとか、子供がかわいくて怒れない、とかそんなふうだと、結局甘えたわがままな子供にしか育たないんでしょうね。
そういう意味では、怒る勇気も必要ってことで。
社会に出てからもそうだけど、怒るのにも技がいります。
相手の気性とか考えたりして。
その後のフォローも必要だったり。

と、どんどん箸から話がそれてしまいました。
あなたはこのタブーをどれだけ知っていましたか?



5月17日(火)02:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | ネット | 管理

魔性について。

なぜか、成り行きで『魔性』について考えることになった。
なんとも不思議なものである。
今日の朝には、まさか自分が『魔性』について真剣に考えることになろうとは予想だにしていなかった。
世の中はいつも突然だ。

魔性といって思いつくもの。

・なぜかしら惹かれるもの。
・後先を考えないくらい夢中になってしまうもの。
・自分がはまっているのかどうかすらわからないような状態になってしまうもの。
・理性では律することができず、自己を喪失してしまうもの。
・おなかがいっぱいでもついつい手を出してしまう、揚げたてのフライドポテト。
・無条件降伏。

そんなものだろうか。
でもどれも本質をついているようで、ついていないようでもある。
全てはイメージだ。

『魔』という言葉自体、凄くあいまいで不思議な感じがある。
魔法。魔術。魔界。魔球。魔女。
古来、人間はよくわからないもの、自分の知識外にあるものに『魔』という文字をつけてくくってきた。
医学や科学は昔では魔法だったし、自分の知識の及ばない女の人は魔女と呼ばれた。
だから、同じように、よくわからない性質のもの、でも不思議で無条件で惹かれてしまうようなものに、『魔性』という文字を当てた。
理屈ではわからない。技術でもなく、努力でもない。でもなぜか惹かれる。
そんなものだ。

今日、電車の中でとなりに座ってきた18歳くらいの女の子がいたけど、その子は強烈な香水をつけていた。
周りにいる人の嗅覚を全て麻痺して破壊しようとたくらんでいるんじゃないかと思うぐらいに暴力的な匂いだった。
そういうのは魔性じゃない。
魅力ですらない。
ただの間接的な暴力だ。
たぶん彼女は魔性の女には一生なれないんじゃないかと思う。
魔性というのは、香水もつけていないし化粧もしていないのに、ふと振り返ってしまう。そんな種類のものだ。

僕が考えて出した結論は、魔性とは、人が自分自身で作り出す理想を拡大解釈したものなんじゃないだろうか、と思う。
自分の中のイメージでもって、勝手に惹かれ、勝手にはまっていく。
ある人は、茶髪に魔性を感じるかもしれないし、ある人は、唇の下のほくろに魔性を感じるかもしれない。
それはその人の中にある潜在的欲求・理想像が本人の知らないところで表出化したものだから、本人も理解できないし、不思議に思う。
一般的に魔性の女って言われる人は、そういう男の理想を他の女の人よりも多く満たしている女の人だろう。
でも、誰かは誰かにとって魔性でありえる。他の人がそこに魔性を感じなくても、その人にとっては魔性なのだ。
それは魔性を感じる人の方にその原因があるのではないだろうか。

僕たちは魔性なものに対して、あまりにも無防備すぎる。
でも、それは仕方がない。
だって、それは自分の理想が生み出したものなのだから。



5月16日(月)01:11 | トラックバック(0) | コメント(2) | その他 | 管理

三国志占い。

現在仕事中。
休憩中にネットを見ていると、三国志占いなるものを久司くんが紹介していたので、やってみる。

以下、結果。
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あなたは『楊儀』
魏延と犬猿の中の蜀の軍師!
名軍師だったが、偏狭な性格が災いして重用されず!
降格され流され、しまいに自殺という悲惨な人。

自分の知力を武器に乱世の闊歩するが如く、知力で勝負するインテリ だぜ!

ラッキー度: ★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
モテモテ度: ★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
インテリ度: ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スポーツ度: ★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

紫虚上人曰く: 平凡それが一番大切じゃ!
水鏡先生曰く: 無駄なことに労力を使わないタイプじゃな。
諸葛亮孔明曰く: マンガだけじゃなく本も読んだほうがいいですぞ!ムフフフ。
夏侯惇将軍曰く: あまり運動してないタイプだな!
孟達曰く : 自分を過信した軽率な転職には要注意だぜ!

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だそうです。
なんだかな~。
全然いいことないなぁ。
めちゃ性格悪そう。そんな性格悪いんかなぁ?
それも、『知力で勝負するインテリ だぜ!』って書かれてるくせに、インテリ度★一つやし!
どないなっとんね~ん。
マンガじゃない本も読むぞ~。マンガもすきやけど。
会社辞めようと思ってるのに『自分を過信した軽率な転職には要注意だぜ!』なんて、釘をさすようなことまで言ってくるし。
嫌な占いだ。
なので、占いなんて信じない、という方向で生きていきたいと思います(笑)

これで曹操とか劉備とかでるひとってどんな答えしたんだろ。



5月14日(土)18:40 | トラックバック(0) | コメント(2) | ネット | 管理

フリーセル。

1年前ぐらいに後輩君の影響でえらくはまった記憶がある。でもこれがなかなかくせもので、パズル性が高くて難しい。
昼休みなんかにやろうものなら、もうちょっとでクリアできるのにやめなくてはいけない・・・、っていう状況になる。これはなかなか辛いものがある。開き直ってそのまま続けるか、人の目を気にして泣く泣くやめるか、どちらをとるかというジレンマ。人間とはこんなときにでも選択をせまられるのである。
次の休憩時間までタスクバーに入れてまっとこうかとも思うのだが、仕事中には非常に邪魔になる。
それになんかの拍子で仕事中に開いてしまったりしたら、遊んでいると思われてしまう。危険だ。

そんなこんなで、しばらくははまったのだけど、いつのまにかやらなくなっていた。今日久しぶりにやってみると、なかなか難しい。う~ん、なんか攻略法とかないのか?
と思って、フリーセルの解説サイトを調べていたら、こんなサイトがあった。
ほかにも、こんなの
なるほど、これはわかりやすい。
これからはじめてみようと思う人にはお勧めである。
ただ、このゲームはどうしても一回勝つまでやりたくなるので、その辺の中毒性には注意が必要です(笑)



5月13日(金)03:03 | トラックバック(0) | コメント(5) | その他 | 管理

結納。そして結婚。

某友人君が結納をするそうだ。
おめでとうございます。
長い間彼女と付き合ってたので、どうなることやら、と思ってたので、ほっと一安心、という感じだ。
中学高校大学と、おなじ学校で。
たまに(ごくたまに)飲みに行ったり、話したりしていた。
優しく語り掛けるその語り口は独特で、またそれがなんとも雰囲気とあっている、気のいいやつである。
話の内容は多岐にわたって、そのどれにも自分の考えをもっている。何も考えずに生きている人が多くなってきた世の中で、その知的好奇心は僕にはすごく輝いて見え、それがまた羨ましくもあった。
それでもそんなことをひけらかしたり自慢げに言ったりせずに、優しく根気よく相手がわかるまで丁寧に説明してくれる。(あまりにも専門的過ぎて自分の世界に浸ってしまう傾向があるにせよ)
時としてそれは難解すぎて僕には理解できないこともあったけど、それはそれで話を聞いているだけで楽しかった。自分が全く知らない世界のことを聞くのはたとえ内容が完璧に理解できなくてもおもしろいものだ。自分もちょっと賢くなったような気になる。賢さのおすそ分け、といった感じで。
いつまでも子供っぽく、それでいて大人っぽく、そんなやつだ。
そんな友人君が結婚するというのは、なんとも不思議で、でも心の底から祝福できる、そんな出来事だ。

世界は君の脳が活躍する舞台としては狭すぎるし、世の中が君の成果によって飛躍的に成長するのを待っている。(と、僕は本気で思っている)
これからも頑張ってください。
いつもの柔らかい笑顔がこれからもずっと続くことを祈っております。

彼女さんへ。
これからもあの無邪気な子供っぽさにあきれずに支えてあげてください。そしてダメな時は叱ってあげてください。でも叱った後にはビールでも渡してあげてください。それだけで喜ぶはずなので。



5月12日(木)02:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理


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