伏見稲荷と迷子とたけのこ。(前半) |
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| 突然だけど(いろんな物事はいつも突然始まると相場が決まっている)、今日は伏見稲荷大社に行って来た。 なぜといわれるととても困る。 行きたくなったから行ったのだ。 なんで梅田じゃなくて伏見稲荷大社?ってみんなに言われそうだけど、それは、なんでコーンポタージュじゃなくて味噌汁なの?っていうようなもんだ。 食べたい時に食べたいものを食べるし、行きたいところに行きたいところに行く。 それが人生の楽しみってもんです。
なにはともあれ、伏見稲荷大社に行ってきました。 行こうと思ってネットで調べてみると、意外に広い。 んんん。 なんか千本鳥居があってそれで終わりと思っていたのだけど、そうではないようだ。 山全体を下から上までぐるりと回るようになっている。 でもおもしろいのは、本殿は一番下の行きやすいところにあって、一番上にはあまり大きな社がないことだ。 普通そういうのってのは一番上に凄いのがあるんじゃないのだろうか? その辺はよくわからない。 でもまぁ、そういうつくりになっているのだから仕方がない。 で、一番下が本殿だとわかっていても、全部回ってみたくなるのも人間の悲しい性だから仕方がない。
ということで。 2時過ぎにJR伏見稲荷駅に到着。 そこから登頂を目指す。 快晴。 普通に歩くだけでも汗が出るぐらいだ。 ネットで調べたところによると、4kmの道のりで、2時間ぐらいかかるらしい。 いっちょいったろかいな。 特別な装備はなしで、がしがしと階段を登っていく。 本殿は入ってすぐのところにあった。 作りはでかいけど、簡単にこれるだけにあまりありがたみを感じない。 いつでも来れそう、という思いがあって、帰りに来たらいいか、と素通りする。 では登頂開始。 階段を登っていくと、すぐに朱い鳥居が大量に見えてきた。 それは永遠に続くかのように延々と繰り返して階段の上を覆っている。 結構すごい景色だ。 それにしても、全ての鳥居に奉納者の名前が刻んである。 一本(鳥居を数える単位が『本』なのかどうかはわからないけど、僕は知らないので無理矢理『本』とする)何十万か何百万かするのだろう。 それを考えるとかなりすごい。 さすがは商売繁盛の神様だ。 考えることがえげつない。ねずみ講もびっくりだ。 一度鳥居を立てた人は自分の鳥居を見に、毎年のように参るだろう。 そのたびにお守りを買ったり破魔矢を買ったり、何か奉納したりしていくに違いない。 リピーターもがっちりと獲得しているのだ。 これは見習わねばなるまい。 そんなことも考えつつ、登っていく。
~長いので後半に続く~
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5月4日(水)03:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理
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