胡乱な日常の真相
 
偶然と必然の日常をレビュー。
 


日常

眠れない夜。

大抵はいつもすぐに寝れるのだけど、眠れない夜というのもまた、確実に存在する。
昨日も朝まで寝れず、夜明けを迎えてしまった。
誰にだってそんな日は一年に何回かはあるだろう。
僕はそういう時は、もう寝れないのはわかっているから、無理に寝ようとしないことにしている。
特に次の日が日曜日であればなおさらだ。
ゆっくりネットしたり本を読みながら朝まで過ごす。
そして朝方に眠りにつく。
でも、そういうときの眠りというのは大抵浅くて、酷い夢を見る。
昨日見た夢は、北村薫の『ターン』のような夢だった。
僕はどこかの部屋にいて、そこから抜け出そうとするのだけど、抜け出せない。ドアから出ようとすると、そのドアの先はまた同じ部屋につながっていて、延々とループしているのだ。
結局どこにもいけず、絶望して気が狂いそうになったところで起きた。
起きてからもしばらくは心臓がどきどきしていた。夢から覚めて真剣に安心したのは久しぶりだ。
どうせ見る夢なら楽しい夢を見たいものだ。
それにしても、ああいうありえない状況を夢の中では簡単に信じてしまえるというのはどうしてなのだろう。
暗示とかにかかりやすい体質なのかもしれないなぁ。



5月8日(日)13:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

30度。

今日、ふと温度計を見ると、部屋の温度が30度になっていた。
・・・真夏並やん。
まだ5月である。
それも始まったばかり。
なんちゅう部屋や。
ということで早速クーラーを入れてみた。
涼しいが、5分もすると寒くなる。
これはこれでだめやな。

毎年のパターンなら、
うちわ→扇風機→クーラー
と遷移していくんだけど、今年はうちわも扇風機もすっとばしてクーラーに行ってしまった。
うちわはあおがないといけないし、扇風機はまず掃除して組み立てないといけない。
それがめんどくさい。
クーラーはボタン一つ押しさえすればいいのだ。
う~ん。
これが科学がもたらした堕落か。
と思いつつ、その誘惑に勝てるはずもなく、またボタンを押してしまうのだった。。。

今からクーラーをつけているようでは、これから先が思いやられる。



5月5日(木)02:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

伏見稲荷と迷子とたけのこ。(後半)

~前半の続き~

階段は森の中にずっと続いていて、木の枝葉が日光をさえぎっているので、意外にひんやりとしていた。
快適な空間の中をひたすら登る。
登る登る。
マップをみながらここはとおったと確認しながら、どんどん進んでいく。
途中何箇所も休憩所があって、疲れてもすぐに休めるようになっていた。
結構参拝者に親切設計だ。サービス精神にあふれている。これまた見習わねばなるまい。
最初のうちは慣れない階段で息が切れたけど、途中からはその階段にも慣れて、そんなに苦しくなくなった。
なによりも空気が綺麗で澄んでいるのがいい。
ちょっとしたハイキング気分で。
途中、何箇所かで休憩したりお参りしたりしながら(途中何個も神社があった)、意外に短時間で頂上まで到着。
頂上にはちょっとした社と店があったけど、それ以外には特に何もなく、お参りしてから、すぐ下山する。
下山し始めてすぐに、横道があることに気づいて、そっちのほうへ行ってみようと冒険心がうずきだした。
そうなってしまうともう行かずにはいられない。
行きたい時に行くのがいいのだ。
勢いで、行ったれ!と思っていってみると、なんだか雲行きが怪しくなってきた。
だんだん鳥居はなくなり、ついには山道になって、最後には造りの粗い急な階段になった。
ん~。
まったく見当はずれだったようだ。
でも途中で引き返すにはまた登らなくてはいけないし、途中まで下ったのならそのまま下るべきだろう。
ということで、前進あるのみ。
どんどんおりていく。
結構時間をかけて、下まで降りきったら、全く見たこともない道に出た。行きには絶対に通っていない道。
本殿とは全然違う方向らしい。
薄暗い雰囲気で、怪しい気配がたちこめる。
どこ?ここ。
・・・歩けばわかるさ、ということで、しばらく道なりに歩いてみたけれど、全く駅らしきものは見えず。
延々と竹林が続く。
どうやら・・・これは・・・確実に・・・
迷子だ。
迷ったらしい。
25歳にして迷子。それも山の中で。
なかなか味わい深いものである。
非日常感と冒険心に火がつく。
竹林の中にはえているたけのこを物欲しそうに見ながら、あっているのか間違っているのかわからない道をどんどん歩く。
周りを竹林に囲まれた道をひたすら歩くというのはかなり精神的に疲れるものだということを今日はじめて知った。なんとなく異世界にいるような、タイムスリップしたような気分になる。
まさにかぐや姫の世界だ。
結局、2回、人に道を尋ねてから、なんとか京阪藤ノ森駅に到着。
正直、民家が見えてきた時と、駅についた時にはほっとした。
親切に道を教えてくれたおばちゃん、ありがとう。
大雑把で適当なことを言ってくれたおじちゃんも、ついでだからありがとう。
そんなこんなで、よくわからない冒険(別に冒険するつもりはなかったんだけど、いつのまにか冒険になっていた)は無事終わった。
駅に着くと、そこは全くの日常で、そこには非日常のかけらもなかった。
突然始まった物事は、終わりもまた突然なのだ。

~おまけ~

結局本殿に再度くることはなかったなぁ。
ということでみなさん、伏見稲荷大社の頂上から降りる時、地図にない横道にそれると大変なことになりますよ。
山は危険です。
そのかわり、一風違った伏見稲荷を体験することはできます。
あまりおすすめしませんが(笑)
時間的には2時間ぐらいで、確かにネットで調べたのと同じぐらいの時間だった。
でも、体感的には4時間ぐらいな感じだった。迷ったので。。。



5月4日(水)03:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

伏見稲荷と迷子とたけのこ。(前半)

突然だけど(いろんな物事はいつも突然始まると相場が決まっている)、今日は伏見稲荷大社に行って来た。
なぜといわれるととても困る。
行きたくなったから行ったのだ。
なんで梅田じゃなくて伏見稲荷大社?ってみんなに言われそうだけど、それは、なんでコーンポタージュじゃなくて味噌汁なの?っていうようなもんだ。
食べたい時に食べたいものを食べるし、行きたいところに行きたいところに行く。
それが人生の楽しみってもんです。

なにはともあれ、伏見稲荷大社に行ってきました。
行こうと思ってネットで調べてみると、意外に広い。
んんん。
なんか千本鳥居があってそれで終わりと思っていたのだけど、そうではないようだ。
山全体を下から上までぐるりと回るようになっている。
でもおもしろいのは、本殿は一番下の行きやすいところにあって、一番上にはあまり大きな社がないことだ。
普通そういうのってのは一番上に凄いのがあるんじゃないのだろうか?
その辺はよくわからない。
でもまぁ、そういうつくりになっているのだから仕方がない。
で、一番下が本殿だとわかっていても、全部回ってみたくなるのも人間の悲しい性だから仕方がない。

ということで。
2時過ぎにJR伏見稲荷駅に到着。
そこから登頂を目指す。
快晴。
普通に歩くだけでも汗が出るぐらいだ。
ネットで調べたところによると、4kmの道のりで、2時間ぐらいかかるらしい。
いっちょいったろかいな。
特別な装備はなしで、がしがしと階段を登っていく。
本殿は入ってすぐのところにあった。
作りはでかいけど、簡単にこれるだけにあまりありがたみを感じない。
いつでも来れそう、という思いがあって、帰りに来たらいいか、と素通りする。
では登頂開始。
階段を登っていくと、すぐに朱い鳥居が大量に見えてきた。
それは永遠に続くかのように延々と繰り返して階段の上を覆っている。
結構すごい景色だ。
それにしても、全ての鳥居に奉納者の名前が刻んである。
一本(鳥居を数える単位が『本』なのかどうかはわからないけど、僕は知らないので無理矢理『本』とする)何十万か何百万かするのだろう。
それを考えるとかなりすごい。
さすがは商売繁盛の神様だ。
考えることがえげつない。ねずみ講もびっくりだ。
一度鳥居を立てた人は自分の鳥居を見に、毎年のように参るだろう。
そのたびにお守りを買ったり破魔矢を買ったり、何か奉納したりしていくに違いない。
リピーターもがっちりと獲得しているのだ。
これは見習わねばなるまい。
そんなことも考えつつ、登っていく。

~長いので後半に続く~



5月4日(水)03:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

かるしうむ。

普通に一人暮らししてるとカルシウムが充分取れている気がせん。
ここ1年ぐらいの食生活。
  週2日はカレー。
  週4日は中華。
  残りの日はラーメン。

よう考えたらラーメンも中華やん。
ということで、中華三昧な毎日を送っております。

この前、ふと「このままではいかん!骨粗しょう症になってまう!」と思って、『食べるにぼし』ってのを買ってみた。
骨まで食べてしまうあたりにかなりのカルシウム具合を感じる。
それも『食べる』ってついとるし。
なんか一味違うんでしょうなぁ(期待大)
う~ん、これで大丈夫や!骨密度あがりまくり!
で、家に帰って早速食べてみた。

普通の煮干やった・・・。

煮干は煮干です。
そんなに食えるもんでもなく。すでに飽き気味。
こいつらをどうして胃袋に収めてやろうかと思案中です。

誰か、いい煮干の食し方をしってたら教えてください。



4月29日(金)03:18 | トラックバック(0) | コメント(6) | 日常 | 管理

漫画喫茶。

近所のコンビニが潰れて、その跡地にコミック&インターネットカフェができた。
今まだ作っているところだけど、その過程を見ていくのはなかなか楽しい。
コンビニが閉店してから2週間ほどで、次の店が決まって、解体工事が始まって、それから改装工事が始まる。
それまでコンビにとして機能していた空間が次の日の朝には全ての機能を失って。
ジュース一本も買えないし、温かい肉まんもおいていない。
一夜にしてこれほどまでに変わるか、という感じ。
だんだんフェードアウトするのではなくて、一気に全てがゼロになる。
まるで女の子と別れるときのような。
その後、陳列棚やらなんやらが運び出されて、看板がはぎとられて、なんにもなくなる。
そこに新しい木材が組み立てられ、コンクリートがゴテゴテと塗りたくられて、全く別のものができていく。
ロゴも違えば業種も違う。
なんとも不思議な感覚になる。
そしてはじめからここにいました、というような雰囲気で営業をはじめるのだ。
その劇的な変化は悲しくもあり嬉しくもある。
破壊と再生。そして進化。
時代は時代のニーズに合ったものを生み出し、生み出されたものもまた時代の波に飲み込まれて。
コンビニからインターネットカフェへの転身というのはそんなものの象徴に見えた。

と、まぁそれはどうでもいいことで。
近くに漫画喫茶ができたのは素直に嬉しいことです。
でもインターネットは家でできるから別にいいや。



4月28日(木)01:07 | トラックバック(0) | コメント(2) | 日常 | 管理

未対応と見たい王。

仕事柄、一日中パソコンを使うのだけど、なんとも馬鹿なようで賢いようで、でもやっぱり馬鹿だなぁ、と思う。
それがまたおもしろかったりするんだけど。
僕のパソコンは学習能力がないのか、同じ誤変換を何度もする。
今日の誤変換が、題名のやつ。
『みたいおう』って言ったら普通は『未対応』でしょう。
『見たい王』って・・・。
まぁちょっと見てみたいけど。

で、いま『みたいおうと』って打って変換したら、
『見たい嘔吐』って。
ん~、それは見たくない。

パソコンとはこのように気まぐれな機械である。
そんなコンピューターに支えられている世の中に一抹の不安を感じてしまう。



4月23日(土)02:39 | トラックバック(0) | コメント(4) | 日常 | 管理

新しい靴とホテルのベッド。

新しい靴というのが、僕はあまり好きではない。
他人の靴を履いている感じというか、まだ自分のものになった気がしないのだ。
くるぶしにまだこなれていない硬い皮が当たるし、ふとした瞬間に脱げそうになる。
これが気持ち悪いことこの上ない。
ホテルで慣れないベッドの上で寝る感じだ。
(ところで、ホテルのベッドはどこからがシーツでどこからが掛け布団かがわからない。いつもシーツの間に挟まって寝ている気がするのだけど。みなさんはそんなことないですか?)
しばらく履いていて、やっと慣れてきたころにはボロボロになって買い換えなくてはならなくなる。これは困る。
とても困る。
足になじんでいる期間というのが実に短い。
たまにテレビなんかで靴を何年も大切にして履いているという人を見るけれども、そんなのってどうしているのか全く見当もつかない。
もしかしたらいい靴は長持ちするんだろうか。もっと高い靴を買うべきなんだろうか?
そんなことを思いつつ、結局安い靴を買ってしまうのである。性分というものなのかなぁ。



4月20日(水)02:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

花よりだんご、より安らぎ。

朝から天気のいい一日。
ということで、花見に行ってきました。
巷ではもう散っているという噂が飛び交う中、いやいや、まだいけるでしょう、と意気込んでみた。
ヤフー情報によると(僕の情報源の大半はヤフーなのである。新聞を取っていないものにとってこれほど心強い味方はいない。)、まだ京都のいくつかの場所では満開らしい。
と、いうことで、京都にいったのだけど、巷の噂はやっぱり正しくて、かなり散り気味だった。
人の噂をなめてはいけない。噂だけで銀行が潰れたりする時代なのだ。情報化社会でも口コミの威力は偉大である。あなどりがたし。
まずは、手始めに円山公園。うん・・・、大分散っとるな。でも何本かは満開に近い状態で、とりあえずシャッターを切ってみた。ん、まぁこんなもんでしょう。①

そこらへんをぶらぶらしてから、次は高台寺へ。ここもかなりの散り具合で。でも天気もよくて景色もよかったので、それだけで満足。うん、日本人も捨てたもんじゃない。②

でも、寺に行って思ったのはなんで寺ってのはあんなに無意味に大きかったり過度な装飾をするんだろうなぁ、ってこと。昔の偉い人が出家したりするのは、浮世を離れるって意味もあるんだろうけど、そこには権力の象徴、とか寺院関係にも影響力を与えてやる!とかいった欲望がちらりと見えそうな気がする。もしくは、娯楽があまりなかったから「やることね~な~。いっちょ寺でも作って仏教でも勉強してみますか。」的なノリだったんじゃないか。邪推かもしれないけど。金閣寺なんて寺というよりは趣味で作ったんでしょ、という気もするし。まぁ、それが今まで残ってこうやって僕たちの目を楽しませてくれるのだから、そういう意味では感謝だけれども。

横道にそれました。
んで、高台寺ではメインの桜が見事に葉桜になっておりました。うん、しゃあないな。でも葉桜も綺麗だったので、ここでも。③

カメラと腕がもっとよければもっと綺麗に撮れたんだろうが。それはないものねだりというやつです。

その後、さらに清水寺へ。ほんとよう歩いた。
ここでもほとんど桜は散っていて。うち、数本だけが満開状態だった。ヤフー情報では『満開』ってなっとったのにな。『一部満開』と情報を訂正しとくべきだ。
んで、その『一部満開』を激写。今度はアップで。④

そんなこんなで、ベタな京都観光コースを回ってみました。桜を満喫したというよりは、のんびりとした京都の昼下がりの雰囲気を楽しんだ、という感じで。これはこれでよかったです。
デジカメも最近全然活躍してなかったので、久しぶりに使えてよかった。もっと活用しないとな~。












4月18日(月)00:43 | トラックバック(1) | コメント(2) | 日常 | 管理

いつのまにやら、1000。

いつのまにやら1000HITを超えておりました。
みなさまありがとうございますm(__)m
おそらく、実際見てくれている純人数としては、15人いるかいないかぐらいだと思いますが、それでも毎日のように見てもらえているというのは嬉しいものです。

ただの雑感、戯言を書き綴っているだけですが、これからもよろしくお願いいたします。



4月16日(土)16:34 | トラックバック(0) | コメント(4) | 日常 | 管理


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